今週も月曜から気になる映画ばかりの紹介で、私も何にしようかと映画の事を考えていました。
映画といえば、私にとっては父の趣味で、船員だったのでほとんどを海の上で過ごしていた父は、家に帰る前にまずビデオショップに寄り道して新作を借りて帰ってくる。
というのがお決まりでした。
小学校卒業くらいまではそんな父と、田舎の本屋の片隅にある小さなビデオコーナーへくっついては文房具や漫画を買ってもらっていたのを思い出しました。
なので映画館よりも家で観ることが多い映画なのですが、数えきれるくらいしか観ていない中ですぐ浮かんだのが
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」です。
主人公が息子への無償の愛を捧ぐみたいなストーリーだったかな?とうろ覚えだったのでブログで紹介するために休みの日に改めて見直したら覚えていた内容が合ってるけど合ってなくて、いろんな意味で衝撃でした。
観終わってあらすじや様々な評価をネットで見ていて、監督のインタビューにたどり着き、それが次の通りです。
「親愛なる皆さんへ
作品のため、そしてまだご覧になっていない方のために、ひとつお願いがあります。
映画を見終わって、誰かに話すとき、または文章をお書きになる時、結末に触れることを、控えて頂きたいと思います。 誠に身勝手なお願いですが、私にはとても重要なことなのです。皆様のご協力に感謝いたします。」
というインタビュー記事にすぐ影響を受け、私もこれ以上は書かないようにしようと思いました。
日本版劇場予告のYouTubeのリンクを貼っているので気になった方はぜひ。
主演を務めたビョークの歌声や、ミュージカルの手法で進むストーリー、素朴だけどこだわりを感じる衣装や、一緒に物語の中にいるように思わせるカメラワークなどなど、今見ると当時わからなかったことが少し発見できました。
こうやって10年くらいあけてまた観るのもいいなぁと思えた時間になりました。
明日の濱崎さんの紹介する映画はなんだろうと気になるところで今日は終わろうと思います。
それでは^^
grasol classic/しのざき
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